聖徒が受ける栄誉
・アブラハム遺産の相続
アブラハムの子孫により『地のすべての民族が自らを祝福する』との約束を受け継ぐ
ヤコブのように血統に拠らない子孫であり、異邦人には養子縁組の霊が下賜される
・神の選民イスラエルとなる
神の名を賛美するための民、『諸国民の光』となるべき真実のイスラエルの民に、血統によらず信仰によって含まれる
・『祭司の王国、聖なる国民』
律法契約の目標であったこの選民の目的が『新しい契約』によって具体的な人々に内定されるところとなった
・地上でのアダムの罪からの仮釈放
キリストの犠牲の贖いを地上に肉体で居る間から適用されるので、『アダムの罪』は仮赦免されている
・キリストと共に天から支配する
ダヴィド朝の後継者にして永遠の王であるキリストと共に王として地を治める
・千年期に人類の贖罪を行う
大祭司キリストの下で従属の祭司となり、生き残る人類と神の執り成しを行う
・『新しい契約』に入る
律法契約が生み出した唯一の履行者キリストの贖いをこの契約を通して受け、召天までの履行を条件に、『祭司の王国、聖なる民』の一員となる
・聖霊の油注ぎにより奇跡の賜物を受ける
『聖霊』という象徴的香油の注ぎによって任命され、その注がれた聖霊は、その人に奇跡の賜物を与え、その身の印とされる
・『主の晩餐』で表彰物に与る
『主の晩餐』に於いて無酵母パンと赤葡萄酒に与る事を通し、キリストの体と血を共にすることを表す
・地に於いては水と霊から生み出され、それは再臨での第七のラッパの吹奏の時に再創造され、まったく新たな霊者として創りかえられ、イエスの姿をそのままに見る
・天界での身分が約定される
『聖霊』は彼らの天界での身分の保証を与える『約束手形』となる
この身分をキリストと共同で相続する
・キリストを隅石に天の神殿を構成する
キリストと共に祭司団を形成する彼らは、天界の神殿を構成する一つ一つの象徴の石となる
・キリストの苦しみを共にする義の栄光に浴する
自分の十字架を担ってキリストの後に続く
・聖霊を通してキリストの言葉を授かる
『この世』を糾弾する言葉を語り、世界を震撼させる
・人類からの初穂
人類から『罪』を清める立場のゆえに、キリストの贖いを最初に受けた者となり、人類に先立って神に買い取られた『創造物の初穂』とされる
・キリストの兄弟
人類の救済はキリストは一人ではなく、キリストの完全な義を根拠に生み出されるイスラエルという民族全体によって行われるため、彼らはキリストの兄弟とされる
・キリストの肢体を構成する
キリストの肉と血を自らも共にすることにより、聖なる者らの全体がキリストの霊の体を構成する
・キリストの命を霊によって生きる
彼らは復活したキリストの不滅の命を、肉に在る間から共に生きるので、肉の想いを克服し聖なる民となることが求められる。
・肉体という幕屋から解かれる
彼らは地上に居る間から、キリストと共に霊の命によって生き始めているので、天界に召され、キリストと共に霊体となることが定められ、また願っている。
・天への召し
定められた時を迎えると、まず死んだ聖なる者らが天界に復活し、次いで地上に生き残る聖徒らが不可視の昇天を受けて、キリストの許に集められる
・この世の征服
この世の国々は、キリストと共に聖徒の支配する『王国』に道を譲らねばならず、神のご意志を地上で妨げるあらゆる人間の支配をキリストと共に終わらせる
・悪魔を足の下に踏みつける
・偉大さ
天使に勝る立場を得る、聖なる者のどのような者も人よりも偉大であり、旧約では『大いなる者ら』また『神々』とも呼ばれ天使にも勝る
・キリストと共に『神殿への復讐』を果たす
この世は、キリストを初めとして『新しい契約』に与る聖なる者らに反対し、血の罪をも負ってきたので、聖なる者らは終末に於いて、すべての聖なる者らへの復讐を果たし大患難を以って世に大勝利する
・新しいエルサレムによって新しい天を構成し、地上を安息によって千年治める