2011-01-01から1年間の記事一覧
.確かに、16年を経てなお障害の残る被害者や家族にこの件の「終わり」が来たわけではないに違いない。また、死刑を以って最後の被告の審理が終わったことに一定の安堵のようなものを覚える被害者の身内や親しい方々の感情や、あるいは報いを求める気持ちも人…
.女シオンに対して聖徒が世界から集められる。 それを運ぶのは各地の人々、王たち シオンでSHMが知らされる。 聖霊によって聖徒から知らされる シオンから神は号令する。 子らは名を置く処、生ける神殿、契約の証し(聖霊)の所在地として 「二本のオリーヴ…
. 北王:終わりの日に南王と押し合う 十角獣(第四獣):ローマ帝国とその延長 十角:ローマ文明からの諸国を含む(J.APとは異なる) 新たな角:その中からの新興勢力、政権としては特殊らしい。 (第七から派生し第八ともいえるJ.AP) 大言壮語し、神を自認…
Dan7 7:8 わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、また一つの小さい角が出てきたが、この小さい角のために、さきの角のうち三つがその根から抜け落ちた。見よ、この小さい角には、人の目のような目があり、また大きな事を語る口があった。 7:9 わ…
.○神名存在の由来 契約 ○発音喪失の経緯 ユダヤ側 キリスト教側 ○神聖四文字 碑文と古写本 補填と解明 人の無頓着と軽蔑 ○込められた意義 識別 浄化 救助 神性 ○再明示の理由と時 当事者の証印 聖霊再降下 人と神の論争 ○結語 至上命題 神性の確定 聖書全巻…
.旧約諸書に見る通り、神名の機能は多岐にわたり、イスラエルの重要局面で関連付けられている。特に重要な機会は一民族との関わりを深めた律法契約の締結であり、それまで『全能の神』『至高の神』また『父祖の神』として族長らに現れていた神は、明解に固有…
.存在 確かにその名を以って知りEX33:12わたしはYHWHの名であり誰にもこの栄光を与えないIs42:8その名はヤハPS68:4その名をYHWHというPS83:18YHWHが神であることを知れPS100 通知 SHMが最初に知らされるのはEX3:18以前には知られていなかったE…
.キリスト教徒がキリスト教徒に最初に暴力的迫害を行ったのは、アウグスティヌスの頃からであるという。謹厳な見方をするドナトゥス派は、意固地にさえ感じられるほど自らの義に固執した。それは、帝国の迫害を受けた期間に権力に妥協した教師たちの処遇に関…
. ヘゲシッポスだったか、本来のキリスト教は教義の宗教ではなかったのが、異邦人が入り込んできて、彼らが教義をいじくり回して論争の場となったと書いたのを目にした。これはペテロ第二の変貌に関する記述を彷彿とさせる。 そこに見えてくるのは言葉をめぐ…
. ◆ヨハネ17:20 Ου περι τουτων δε ερωτω μονον, αλλα και περι των πιστευοντων δια του λογου αυτων εις εμε, 「わたしは彼ら(わたしに与えてくださった者ら)のためばかりではなく、彼らの言葉を聞いてわたしを信じている人々のためにも、お願いいたし…
特徴となり得るもの 骨子への試案 基礎教理 ■人間の受ける害の原因は「罪」である。 ◆「救い」とはこの贖罪である。 ◆罪ある人間は正義を持てず、啓示なくして「正しい」ものは無い。 ◆政治も宗教も無謬のものは存在せず、より良いものを模索するのみである…
「神を神とする」 すべての倫理の基礎、究極の争点、人を神としない 「バプテスマ」は可能な限り浸礼方法で行う イエスがキリストであり権能を持つことへの信仰の証し 「愛の掟」の他に負うものを原則設けない 条項を強制するものはキリストの原理でない 「…
Rom5:3 Rom10:4 Rom6:14Rom13:19-22 Gal3:18 Jam2:10Col2:11キリストの割礼 Col2:14 Tit1:10反対 Rom2:25ふたつの立場 Rom4:16 Act15で問題を起したユダヤ人は、アブラハム契約と律法契約の独立性を唱えようとしたのかも知れない。たとえそうでなくても、…
聖徒が現われるとき、何も無いところから出てくるだろうか?それなりの認識なくして聖徒たり得ない。それはミナの清算からしても明らかだろう。では、認識を持つべき機会が提供されねばならない。それも聖霊の降下で与えられると見る事はまず不可能だろう。…
街道とはシオンに至る道であり、これは「土を盛り上げ」造られるものである。旗印は、その街道の進むべき方向を示すもの、またその気概を表すものであるようだ。この両者を用いるのは、シオンという女の息子や娘、つまり聖徒である。これらの表象は一度、バ…
◆カルヴァンの評価聖書の権威は「聖霊の内的証言」によるものであり、教会によるものではない。 自著「キリスト教要綱」に黙示録から引用しており、黙示録を排除しない。 しかし、黙示録を「暗黒の書だ」と友人に語ったという。 ◆ルターの評価「このヨハネ黙…
◆小アジアのパピアスは当然ながら、この書を承知していた。 ユスティノスは使徒ヨハネが作者であると書いている。 カルタゴのキュプリアヌス テルトゥリアヌス、ヒュッポリュトスも使徒ヨハネの作であるとしている。 ムラトーリ断片も同様。 オリゲネスは新…
権威ある19世紀の コイネーギリシア語辞典◆Thayer: Joseph Henry Thayer 1828-1901 ボストン生まれで1850年に地元でもあるハーバードを卒業している。 彼は25年の歳月をかけてCarl Ludwig Wilibald Grimm (と)Christian Gottlob Wilke の"Clavis Novi Testam…
.夜半に目覚めるのは天界でのことか? これを支持するように見えるのが→「ある者は定めない恥辱に」それなら、確かに天界の目覚めには功徳を積めるような機会はまったく残されないだろう。元々、花婿を迎えるために出てきたのであるしすると、何が問題となる…
前の頁にイザヤ書中の記載箇所を挙げた女「シオン」乃至「エルサレム」について、ここでは現時点で思いつくことを、ラフなメモとして書き出しておきたい。 ◆「黙示録の女」------------------------------------------- この女は天に現われ、天体の光を一身…
元来、地名が女性名詞であるため、城市を載せる山、またエルサレムを指して「シオン」と呼ばれており、イザヤ書には47回「シオン」の語が存在する。 しかし、『シオンの子ら』また『シオンの娘』の母としての女シオンへの言及は40章以降に現れて来る。 その…
『そこで彼らは、「獣であっても、山に触れたら、石で打ち殺されるように」という命令の言葉に、耐えることができなかったのである。 その光景が恐ろしかったのでモーセさえも「わたしは恐ろしさのあまりおののく」と言ったほどである。 しかし、あなたがた…
☆人は神と契約を結ぶに値しないのだろうか? 不確定なればこそ契約を結んだが、それも無理であった。 ☆小アジアについて 「千年期」がゼロータイと混同されローマ官憲から危険視された。 ケリントス派によってこの説が歪曲され顰蹙を買った パピアスは伝承が…
このギュネーは天界のものの様ながら、地的な言葉に結び付けられている。 ヘリオス・セレ〜ネー・アステール共に地への影響を描写するのに用いられるものである。出産に痛みがあり、より決定的なのは、ゲーに達したものから攻撃を受けるしかし、それが生み出…
これは根幹を成す問題となりそうなので特に記しておきたい。ことわっておきたいが、わたしは該当する宗教組織に敵意を抱いてこれを書くものではない。わたし自身も間違いを免れないが、自分の見えるところを記したい。 さて、それはマタイ10:17-20の句 イエ…
同じ行動を起こしていても、人の動機はまちまちであることは多い。自分が幾らかの近親感をもって眺めていたものが、随分違うということがはっきり見えてきた。彼らの動機は「自分」であったのだ。 もちろん、わたしが自分をどうでもよいと思っているわけでは…
エイレナイオスによる異端反駁によって後世に知らされるばかりであったキリスト教上のグノーシスは、シモンを創唱者としており、それはヒュッポリトスらにも記述がある。 しかし、近年にしられるところでのグノーシスは、広範なヘレニズム的宗教思想を指して…
「宗教とはそう云うものだ」と言われればそうなのかも知れない。 また、コミュニティを保つのに一定の規則は必要でもあろう。だが、心に癒しがたい傷を受けている人々が存在している。そこには、単なる規則を越えて「神の前に於ける罪」を関係させるという問…
■ 「千年」の句 ヨハネ黙示録には「千年」の句が以下のように六度現われ、それが重要な期間を意味すること示唆しているといえる。 それら将来の特別な期間を示す「千年」の句は、すべて以下のように黙示録の20章に集中している。 ◆「2 初めからの蛇」である…
13冒頭=実体あるスェーリオン 同11第二実体のスェーリオン同14虚象のスェーリオン 第一に関する障碍1=42月× 障碍2=第一実体の消滅○ 障碍3=ハギオイ攻撃× 第一実体- 超古からの一貫した反対(全権威) したがって→第二実体の次系に無存在 第二実体はその…