Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

聖徒

ヘブライ第12章の意義

12章は直接的には11章に現れた旧約の先人たちの信仰に倣うことの意義をまとめており、それ以前からのこの書簡全体の送られた目的を成し遂げる点で重い要点を成している。 その主要な目的は、これまで強い迫害を経験していなかった者ら(12:4)に、旧約の苦し…

二徒理解の欠如からくる誤謬

二徒理解の欠如からくる誤謬 (「新しい契約」理解の欠如を含む) - ・聖書は自分に向けて書かれている ・バプテスマを受けると罪は許される ・バプテスマを受ければ聖霊も受ける ・「クリスチャン」に聖霊が注がれる ・万人祭司説 ・携挙が「クリスチャン」…

聖徒に関わる時

前後関係 (シオンの現れ)・キリストの雲中のパルーシアの開始(暁けの明星)?常供の捧げ物の開始 ・聖霊の再降下(神殿の定礎?・赤子の誕生) (シオンの子らの搬入・キリスト教の回復・三分の一への宣告)・為政者との対峙 (地への宣告) (シオンへの…

約束の聖霊と聖なる者に関わる信条

. 「約束の聖霊」と「聖なる者」に関わる信条 五旬節後の「約束の聖霊」の下賜には特別の意義がある「約束の聖霊」は「聖霊の賜物」を伴った「約束の聖霊」を受ける弟子の数は限られている「聖霊の賜物」はそれを受けた者が『聖なる者』であることを証しした…

Memo聖なる者

身分の証2cor1:21-22 わたしたちがキリストに属することを保証してくださり、油を注いで(任命して)くださった方は神 2Cor5:5 わたしたちを生み出してくださった方は神であり、来たるべきものの印(手形)である霊をわたしたちに与えてくださった。 eph1:13-…

聖徒の復讐

以下の復讐は二度目のものである。聖徒への復讐も二段階あるのだろうか。 神の側(他に何か適切な呼び名は?)へ向けた攻撃は聖徒へ一回(成功)、シオンに二回(失敗)。シオンへの二回目の攻撃への裁きが聖徒への復讐の意義をなお持っているかのようである…

異兆となる人々

. 大祭司エホシュアとその伴ら Zek3:8「異兆」(モーフェート不思議、印、orオート印) 実際に起こる事柄が印となる。 預言者の常ならぬ行動。⇒ ふたりの証人 Isa 8:18 Heb 2:13 Joe2:30 (スェラスはセーメイオンを必ず伴う) これは2Ths2:3-など悪の異兆にも…

聖徒を汚すもの

.予型であるイスラエルへの呪いを求めたモアブの王バラク その呪いを引き受けようとして失敗し、別の方策を進言したバラムバラムは報酬を願ったとされている 一度YHWHは明確に同行を禁じたが、二度目に尋ねることにおいてそれが表れている。その二度目でバラ…

聖徒の選別

. 小麦と毒麦引き網十人の乙女ひとりは連れて行かれ大いなる業を行わなかったでしょうかミナとタラント狭い戸口を通って純潔な処女豚は洗われて泥の中で転げまわる平服での列席私の名を恥じるものは魂を守ろうとする者はそれを失う裸で歩いて誉れある器偽キ…

エクレシア内での信徒と聖徒

. ◆ヨハネ17:20 Ου περι τουτων δε ερωτω μονον, αλλα και περι των πιστευοντων δια του λογου αυτων εις εμε, 「わたしは彼ら(わたしに与えてくださった者ら)のためばかりではなく、彼らの言葉を聞いてわたしを信じている人々のためにも、お願いいたし…

街道と旗印

街道とはシオンに至る道であり、これは「土を盛り上げ」造られるものである。旗印は、その街道の進むべき方向を示すもの、またその気概を表すものであるようだ。この両者を用いるのは、シオンという女の息子や娘、つまり聖徒である。これらの表象は一度、バ…