Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2014-01-01から1年間の記事一覧

Memo母体

◆「シオン」打ち捨てられた女子が無い夫が去っているイザヤの時代の異教汚濁子らの契約違反あるべき契約の子が居ない無割礼の者による蹂躙「あれがシオンだ」と侮られる契約の箱が消えるエルサレムとシオンに人が住まない街と城壁を失う祭壇も神殿もない祭司…

幼稚なキリスト教へ

・信じてバプテスマを受けると救われる 救われたのは聖霊の賜物を受けた聖徒。信徒が救われるのは神の王国による ・死後に天国か地獄などに行くことになる ヘブライに死後の世界の概念は無かった ・死ぬまでにイエスさまを信じれば天国に入れる 義人にも悪人…

時を人が規定出来るか

果たして神は、キリストの臨在の時期を人に教えているか? 教えるとすれば何のためか? もし、教えたとすれば、人はそれに気付くべきことになり、時の印を知らなかったり、認めなかったりする者は臨在を否定するという不信仰を犯すことになる。 しかし、キリ…

キリスト教パリサイ派

>キリストを王として受入れ、神の王国の臣民となることを選ぶ >神の律法を守り、王国にふさわしい者として是認された状態を保つ 以上のような「ものみの塔」の主張には相当な無理がある。 裁きによる救いが既に始まっている事が想定されており、『神の王国』…

聖餐の日付に関する問題点の整理

前提:過越はアビブ14日であった事 『イスラエルの人々は定められた時に過越祭を祝わねばならない。 あなたたちは、この月の十四日の夕暮れ、定められた時にそれを祝い、そのすべての掟と法に従って祝いなさい。 モーセはイスラエルの人々に過越祭を祝うよう…

血の禁令について

- スッコート テシュレイ15日から21日まで七日間スカに住む、八日目22日に聖会 レビ記23章、民数記29章、申命記16章初日はシャバトン。 (神の)家の水汲みの歓喜「スィムハット ベト ハ ショエヴァー」 ⇒「血の禁令」「スッコート」 [שמחת בית השואבה] 「ベ…

ユダとエルサレムの七十年の荒廃の意味

LF- 第二神殿の完成 ダレイオスの第七年(515) (エズラ記では完成が第六年(516)のアダル3日、翌月ニサンに奉献。ヨセフスによると第九年) (奉献、前515年はバビロン陥落から24年、神殿破壊から71年目) ジョン・アクラ・ブラウンの始めたダニエル第四…

キュロス大王の意義 (年表付)

預言書におけるキュロス大王の意義 LF・ユーフラテスの水を干す ・一夜でバビロンを陥落させる(滅ぼしはしない) ・囚われのイスラエル(シオンの子ら)を解放する ・エルサレムでの崇拝を再興する(神殿に先立つ) ・後に(ダレイオスの治世)神殿を再建へ…

母と娘Zec

Zec 2:2 私がその人に、「あなたはどこへ行かれるのですか」と尋ねると、彼は答えた。「エルサレムを測りに行く。その幅と長さがどれほどあるかを見るために。」 2:3 私と話していた御使いが出て行くと、すぐ、もうひとりの御使いが、彼に会うために出て行っ…

国民主権の発生

「国民主権」の発生 元来、中世封建制期から被治者の「抵抗権」は存在していた。 これは、領主に「善き統治」を求めるもので「統治契約」の思想に基づいていた。 その主体は個人ではなく、集団であり、その拘束力は慣習法や自然法であった。この「抵抗権」が…

追跡

Gen20:13 LXX ἐγένετο δὲ ἡνίκα ἐξήγαγέν με ὁ θεὸς ἐκ τοῦ οἴκου τοῦ πατρός μου, καὶ εἶπα αὐτῇ Ταύτην τὴν δικαιοσύνην ποιήσεις ἐπ᾽ ἐμέ· εἰς πάντα τόπον, οὗ ἐὰν εἰσέλθωμεν ἐκεῖ, εἰπὸν ἐμὲ ὅτι ᾿Αδελφός μού Gen20:13 וַיְהִ֞י כַּאֲשֶׁ֧ר הִתְע֣וּ …

常の途上にあるものの

常の途上にあるものの 解に向けてなお努めるばかり 以下、直近Timetableの訂正 - ◆聖徒の母体となる信仰者の集団が現れ始めます。 ◆聖霊が一部の信徒に注がれ聖徒が現れる。「小麦の種が蒔かれる」(マタイ13:21-)(この現れは徐々に追加されてゆくのでは…

二徒理解の欠如からくる誤謬

二徒理解の欠如からくる誤謬 (「新しい契約」理解の欠如を含む) - ・聖書は自分に向けて書かれている ・バプテスマを受けると罪は許される ・バプテスマを受ければ聖霊も受ける ・「クリスチャン」に聖霊が注がれる ・万人祭司説 ・携挙が「クリスチャン」…

激動の第四世紀

始まりと終わりでまったくキリスト教の姿が異なる - 303ディオクレティアヌスの禁令の開始 304アレラーテ会議 306コンスタンティヌス一世即位 311この頃ウルフィラス生 312ミルウィウス橋の戦い 312コンスタンティヌス一世西正帝、東正帝はリキニウス 313メ…

「地には災いが来る」

以下、訂正必要な箇所多々あり - 黙示録8:13では、七つのラッパの最後の三つについて『災い、災い、災い』としている。 その以前のラッパについては、三分の一に痛撃を与えるものとなるが、以降の三つは『地に住む者らに災い』とされており、全球的な範囲に…

ヨハネ著述の傾向

・[世を征服]のリファレンスはヨハネ著作のみ 「征服」[νικάω](勝利)はLk×1,Rom×3,の4回のみ 確かに黙示録では「世を征服」[νικά τον κόσμον]という成語では出ないけれども、新約全体に亘って「征服」を強調した記述は黙示録を含めて筆者としてのヨハネの…

普遍教会の礎

引用 ・ロゴスの受肉 ヨハネ福音書の受肉観には、イエス様ただお独りのみを通じて授与される救済と、同時にその救済が、すべての人たちにとって、それぞれ「自分の民」の救済ともなりえるという、多様な可能性が秘められています。序文の構成が、全体としてこ…

ポワティエのヒラリウス

, Hilarius Pictaviensis、315年頃 - 368年頃 彼の両親は富裕な異教徒であった。彼は西方の優れた教育を受け新プラトン主義哲学者であったが、キリスト教徒になるに際し学んでいた哲学を捨てて、妻と妹と共に受浸した。 古来、聖イラリウスからキリスト教に…

福祉国家

"福祉国家はしばしば現代の国家のとるべき理想的な姿として語られる。しかし、理想としての福祉国家と現実の福祉国家とは明確に区別されねばならない。社会権あるいは生存権の完全な保障をめざす国家という意味では、福祉国家は一個の理想であり、それはあら…

使徒2章42節とクラスマ

- Act2:42.ησαν δε προσκαρτερουντες τη διδαχη των αποστολων και τη κοινωνια, τη κλασει του αρτου και ταις προσευχαις. 46.καθ ημεραν τε προσκαρτερουντες ομοθυμαδον εν τω ιερω, κλωντες τε κατ οικον αρτον, μετελαμβανον τροφης εν αγαλλιασει κα…

ヨハネ14:17の翻訳

- κἀγὼ ἐρωτήσω τὸν πατέρα καὶ ἄλλον παράκλητον δώσει ὑμῖν, ἵνα μεθ’ ὑμῶν εἰς τὸν αἰῶνα ᾖ,直訳:「わたしはまた父に願い出よう[ἐρωτήσω](直未来能1単)、あなたがたに別の助け手が与えられるようにと。[それが]あなたがたにとっていつまでも[αἰῶνα(永遠…

平和

- わたしは言った。聞け、ヤコブの頭たちイスラエルの家の指導者たちよ。正義を知ることが、お前たちの務めではないのか。善を憎み、悪を愛する者人々の皮をはぎ、骨から肉をそぎ取る者らよ。彼らはわが民の肉を食らい皮をはぎ取り、骨を解体して鍋の中身の…

聖霊が到来し世に暴き出す三つのもの

ヨハネ16章8節を解する - 7:ἀλλ’ ἐγὼ τὴν ἀλήθειαν λέγω ὑμῖν, συμφέρει ὑμῖν ἵνα ἐγὼ ἀπέλθω. ἐὰν γὰρ μὴ ἀπέλθω, ὁ παράκλητος οὐκ ἐλεύσεται πρὸς ὑμᾶς· ἐὰν δὲ πορευθῶ, πέμψω αὐτὸν πρὸς ὑμᾶς. しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わ…

自己愛性パーソナリティ障害

アナニアとサッピラ、デオトレフォスの例から思い当たる症例Wikiより-(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3) アーノルド・クーパーに…

新しい契約へのエレミヤの宣告

・新しい契約についてのエレミヤの宣告- その心をかけてわたしに近寄ろうとするその者は誰か 彼らは泣きながら来る、私はその嘆願と共に彼らを連れてくる わたしは彼を近付かせ、彼は必ずわたしに近付く わたしは正しい道によって彼らを水のある谷へと導く、…

meno

YHWHはヤコブを憐れみ、再びイスラエルを選び、彼らを自分たちの土地にいこわせる。在留異国人も彼らに連なり、ヤコブの家に加わる。国々の民は彼らを迎え、彼らの所に導き入れる。イスラエルの家はYHWHの土地でこの異国人を奴隷、女奴隷として所有し、自分…

エフェソス3:14-15 訳語のメモ

- ・訳語への議論が不毛になるとき 自説解釈への立証に血道を上げようとする その僅かな語句を頼って聖書理解や教理が構成されている証拠でもある。人間の意見に固執しているので、全体に流れる精神を汲むというところには至っていない。それは聖書崇拝を通…

市民から大衆へ

"19世紀までの政治社会を構成するのは市民であった。 しかし、20世紀が進み、普通選挙が広く実施されるようになると、社会の趨勢は市民から大衆へと入れ替わった。 18世紀から19世紀にかけて、市民は西欧先進諸国に姿を現したが、彼らは財産と教養を備えた人…

新世界訳での神名の扱い

ものみの塔の神名の発音使用と、新約聖書に於ける神名の扱い方法の試案 LF- - 概論ヨセフスの著作に見られるように神名を発音することが「恐るべきこと」とされ(ユダヤ戦記V-10:3)、神殿域だけでそれが許されていた第一世紀当時のユダヤ人の常識からすると…

主権という暴力

国家主権は被治者から、徴税や収用として、富者からも貧者からも私財を強奪し得る。 国家主権は被治者に法を施行し、違反者に報復でき、殺害し得る。 (ここまではヤクザと変わらないがさらに超越するのは) 国家主権は被治者を、徴兵し殺人暴行傷害を行うよ…