Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

母と娘Zec

Zec
2:2 私がその人に、「あなたはどこへ行かれるのですか」と尋ねると、彼は答えた。「エルサレムを測りに行く。その幅と長さがどれほどあるかを見るために。」
2:3 私と話していた御使いが出て行くと、すぐ、もうひとりの御使いが、彼に会うために出て行った。
2:4 そして彼に言った。「走って行って、あの若者にこう告げなさい。『エルサレムは、その中の多くの人と家畜のため、城壁のない町とされよう。
2:5 しかし、わたしが、それを取り巻く火の城壁となる。──【主】の御告げ──わたしがその中の栄光となる。』
2:6 さあ、さあ。北の国から逃げよ。──【主】の御告げ──天の四方の風のように、わたしがあなたがたを散らしたからだ。──【主】の御告げ──
2:7 さあ、シオンにのがれよ。バビロンの娘とともに住む者よ。
2:8 主の栄光が、あなたがたを略奪した国々に私を遣わして後、万軍の【主】はこう仰せられる。『あなたがたに触れる者は、わたしのひとみに触れる者だ。
2:9 見よ。わたしは、こぶしを彼らに振り上げる。彼らは自分に仕えた者たちのとりことなる』と。このとき、あなたがたは、万軍の【主】が私を遣わされたことを知ろう。
2:10 シオンの娘よ。喜び歌え。楽しめ。見よ。わたしは来て、あなたのただ中に住む。──【主】の御告げ──
2:11 その日、多くの国々が【主】につき、彼らはわたしの民となり、わたしはあなたのただ中に住む。あなたは、万軍の【主】が私をあなたに遣わされたことを知ろう。
2:12 【主】は、聖なる地で、ユダに割り当て地を分け与え、エルサレムを再び選ばれる。」
2:13 すべての肉なる者よ。【主】の前で静まれ。主が立ち上がって、その聖なる住まいから来られるからだ。



9:8 その時わたしは、わが家のために営を張って、見張りをし、行き来する者のないようにする。しえたげる者は、かさねて通ることがない。わたしが今、自分の目で見ているからである。
9:9 シオンの娘よ、大いに喜べ、エルサレムの娘よ、呼ばわれ。見よ、あなたの王はあなたの所に来る。彼は義なる者であって勝利を得、柔和であって、ろばに乗る。すなわち、ろばの子である子馬に乗る。
9:10 わたしはエフライムから戦車を断ち、エルサレムから軍馬を断つ。また、いくさ弓も断たれる。彼は国々の民に平和を告げ、その政治は海から海に及び、大川から地の果にまで及ぶ。
9:11 あなた(女単)についてはまた、あなたとの契約の血のゆえに、わたしはかの水のない穴から、あなたの捕われ人を解き放す。
9:12 望みをいだく捕われ人よ、あなたの城に帰れ。わたしはきょうもなお告げて言う、必ず倍して、あなた(女単)をもとに返すことを。
9:13 わたしはユダを張って、わが弓となし、エフライムをその矢とした。シオンよ、わたしはあなたの子らを呼び起して、ギリシヤの人々を攻めさせ、あなたを勇士のつるぎのようにさせる。
9:14 その時、主は彼らの上に現れて、その矢をいなずまのように射られる。主なる神はラッパを吹きならし、南のつむじ風に乗って出てこられる。
9:15 万軍の主は彼らを守られるので、彼らは石投げどもを食い尽し、踏みつける。彼らはまたぶどう酒のように彼らの血を飲み、鉢のようにそれで満たされ、祭壇のすみのように浸される。
9:16 その日、彼らの神、主は、彼らを救い、その民を羊のように養われる。彼らは冠の玉のように、その地に輝く。
9:17 そのさいわい、その麗しさは、いかばかりであろう。穀物は若者を栄えさせ、新しいぶどう酒は、おとめを栄えさせる。


上記9章13節で
新改訳だけは「ヤワンがあなたの子ら(シオンの娘)を攻める」という意味に捉えているので新改訳をここでは用いない。
新改訳:わたしはユダを曲げてわたしの弓とし、これにエフライムをつがえたのだ。シオンよ。わたしはあなたの子らを奮い立たせる。ヤワンはあなたの子らを攻めるが、わたしはあなたを勇士の剣のようにする。
新共同訳:シオンよ、わたしはあなたの子らを奮い立たせ/あなたを勇士の剣のようにして/ヤワンよ、お前の子らに向かって攻めさせる。
上記の節での新改訳からでは「二徒理解」を追うことは不可能となる







Isa54:11-13
わたしは東から猛禽を招き、遠い国から我が計りごとを行う人を招く。わたしはこの事を語ったゆえ、必ず来させる。わたしはこの事を謀ったゆえ、必ず行う。
心を頑なにして、救に遠い者よ、わたしに聞け。
わたしは我が救いを近付かせるゆえ、その来ることは遠くならず。我が救いは遅れることもない。わたしは救いをシオンに与え、我が光輝をイスラエルに与える」。







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