Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

為すべきことは何か

「神を神とする」 すべての倫理の基礎、究極の争点、人を神としない 「バプテスマ」は可能な限り浸礼方法で行う イエスがキリストであり権能を持つことへの信仰の証し 「愛の掟」の他に負うものを原則設けない 条項を強制するものはキリストの原理でない 「…

律法は部分的にも継続したか

Rom5:3 Rom10:4 Rom6:14Rom13:19-22 Gal3:18 Jam2:10Col2:11キリストの割礼 Col2:14 Tit1:10反対 Rom2:25ふたつの立場 Rom4:16 Act15で問題を起したユダヤ人は、アブラハム契約と律法契約の独立性を唱えようとしたのかも知れない。たとえそうでなくても、…

女「シオン」 深まる謎

聖徒が現われるとき、何も無いところから出てくるだろうか?それなりの認識なくして聖徒たり得ない。それはミナの清算からしても明らかだろう。では、認識を持つべき機会が提供されねばならない。それも聖霊の降下で与えられると見る事はまず不可能だろう。…

街道と旗印

街道とはシオンに至る道であり、これは「土を盛り上げ」造られるものである。旗印は、その街道の進むべき方向を示すもの、またその気概を表すものであるようだ。この両者を用いるのは、シオンという女の息子や娘、つまり聖徒である。これらの表象は一度、バ…

黙示録の認知 2

◆カルヴァンの評価聖書の権威は「聖霊の内的証言」によるものであり、教会によるものではない。 自著「キリスト教要綱」に黙示録から引用しており、黙示録を排除しない。 しかし、黙示録を「暗黒の書だ」と友人に語ったという。 ◆ルターの評価「このヨハネ黙…

黙示録の認知 1

◆小アジアのパピアスは当然ながら、この書を承知していた。 ユスティノスは使徒ヨハネが作者であると書いている。 カルタゴのキュプリアヌス テルトゥリアヌス、ヒュッポリュトスも使徒ヨハネの作であるとしている。 ムラトーリ断片も同様。 オリゲネスは新…

Lexicons

権威ある19世紀の コイネーギリシア語辞典◆Thayer: Joseph Henry Thayer 1828-1901 ボストン生まれで1850年に地元でもあるハーバードを卒業している。 彼は25年の歳月をかけてCarl Ludwig Wilibald Grimm (と)Christian Gottlob Wilke の"Clavis Novi Testam…

覚醒

.夜半に目覚めるのは天界でのことか? これを支持するように見えるのが→「ある者は定めない恥辱に」それなら、確かに天界の目覚めには功徳を積めるような機会はまったく残されないだろう。元々、花婿を迎えるために出てきたのであるしすると、何が問題となる…

女「シオン」の実体を探る努力

前の頁にイザヤ書中の記載箇所を挙げた女「シオン」乃至「エルサレム」について、ここでは現時点で思いつくことを、ラフなメモとして書き出しておきたい。 ◆「黙示録の女」------------------------------------------- この女は天に現われ、天体の光を一身…

イザヤ書に現われるシオンという女

元来、地名が女性名詞であるため、城市を載せる山、またエルサレムを指して「シオン」と呼ばれており、イザヤ書には47回「シオン」の語が存在する。 しかし、『シオンの子ら』また『シオンの娘』の母としての女シオンへの言及は40章以降に現れて来る。 その…