Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

二徒理解の欠如からくる誤謬

二徒理解の欠如からくる誤謬 (「新しい契約」理解の欠如を含む) - ・聖書は自分に向けて書かれている ・バプテスマを受けると罪は許される ・バプテスマを受ければ聖霊も受ける ・「クリスチャン」に聖霊が注がれる ・万人祭司説 ・携挙が「クリスチャン」…

激動の第四世紀

始まりと終わりでまったくキリスト教の姿が異なる - 303ディオクレティアヌスの禁令の開始 304アレラーテ会議 306コンスタンティヌス一世即位 311この頃ウルフィラス生 312ミルウィウス橋の戦い 312コンスタンティヌス一世西正帝、東正帝はリキニウス 313メ…

「地には災いが来る」

以下、訂正必要な箇所多々あり - 黙示録8:13では、七つのラッパの最後の三つについて『災い、災い、災い』としている。 その以前のラッパについては、三分の一に痛撃を与えるものとなるが、以降の三つは『地に住む者らに災い』とされており、全球的な範囲に…

ヨハネ著述の傾向

・[世を征服]のリファレンスはヨハネ著作のみ 「征服」[νικάω](勝利)はLk×1,Rom×3,の4回のみ 確かに黙示録では「世を征服」[νικά τον κόσμον]という成語では出ないけれども、新約全体に亘って「征服」を強調した記述は黙示録を含めて筆者としてのヨハネの…

普遍教会の礎

引用 ・ロゴスの受肉 ヨハネ福音書の受肉観には、イエス様ただお独りのみを通じて授与される救済と、同時にその救済が、すべての人たちにとって、それぞれ「自分の民」の救済ともなりえるという、多様な可能性が秘められています。序文の構成が、全体としてこ…