Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2024-01-01から1年間の記事一覧

脱落聖徒の予型と象徴

・アベルを殺害したカイン ・堕天使である悪霊 ・長子でありながら相続物を軽視したエサウ ・コラによるモーセへの挑戦 ・イスラエルの最後部を襲うアマレク ・欲得で預言し堕落を画策したバラム ・独自の崇拝を始め隠棲したダン部族 ・預言者を騙す預言者 …

聖徒の予型と象徴

・天幕住まいの族長 ・『地のすべての氏族の祝福となる』アブラハムの裔 ・ヤコブの家 ・災いを下すモーセとアロン ・出エジプトで子羊の贖いにより買い取られたレヴィ族 ・アロンとその子孫 ・律法契約が目指した『祭司の王国、聖なる国民』 ・律法の祭司制…

聖徒が受ける栄誉

聖徒が受ける栄誉 ・アブラハム遺産の相続 アブラハムの子孫により『地のすべての民族が自らを祝福する』との約束を受け継ぐ ヤコブのように血統に拠らない子孫であり、異邦人には養子縁組の霊が下賜される ・神の選民イスラエルとなる 神の名を賛美するため…

王権確立と支配開始の時

黙示録5:9-10 『あなたは屠られ、あらゆる種族と言葉の違う民、あらゆる民族と国民の中から御自分の血で神のために人々を買い取り、彼らをわたしたちの神に仕える王、また、祭司となさったからです。彼らは地上を統治します』。 --------------------------…

アブラハム遺産の相続

詩編2:7-9 主はわたしに告げられた。「お前はわたしの子/今日、わたしはお前を生んだ。求めよ。わたしは国々をお前の嗣業とし/地の果てまで、お前の領土とする。お前は鉄の杖で彼らを打ち/陶工が器を砕くように砕く 詩編47:3-5 主はいと高き神、畏るべ…

聖なる者、神の子ら

『聖なる者』の用例 旧約 出埃:イスラエルは聖なる者となるべき 出埃:祭壇に触れる者は皆聖なる者 出埃:崇拝の什器に触れる者は聖なる者であるべき レヴィ:神が聖なるようにイスラエルも聖であるべき レヴィ:占いに頼る者が居てはいけない聖なる者とな…

肉体という『天幕』に仮住まいする聖徒

ローマ8:15-18 『あなたがたは再び恐れを懐かせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によってわたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。 霊みずから、わたしたちの霊と共にわたしたちが神の子であることを証して…

ローマ書簡での「霊に生きる」意味

ローマ書簡の白眉を第三章と第八章に見出す 特に第八章の前半部分には「霊によって生きる」というキリストの契約に入った聖徒に与えられた超絶的な「命の状態」を説くところで、その以前の数章から論議は準備されつつこの章で一つの山場を形造っている。 こ…

キリストの命を共に生きる聖徒

復活したキリストの命を共に生きるとは 肉に在って死に、霊に於いて生きる「キリストに与えられた者ら」とは - ヨハネ5章 - キリストが復活させる者らとは Joh5:21-22 『すなわち、父が死人を起して命をお与えになるように、子もまた心に適う人々に命を与え…

バプテストの働き

イザヤ40:3-4 『呼ばわる者の声がする、「荒野にYHWHの道を備え、砂漠に我々の神のために、大路をまっすぐにせよ。 諸々の谷は高くせられ、諸々の山と丘とは低くせられ、高低のある地は平らになり、険しい所は平地となる』。 ⇒ ゼカリヤ4:7 ⇒ Mt17:20&Mr1…

雑記録24-1

香油を注ぐ女 ルカ7:37 [ἐν τῇ πόλει]「その都市の中で」 ルカ10:39 [εἰσῆλθεν εἰς κώμην τινά]「とある村に入った」 マタイ21 ロバに乗ったエルサレム入城の後、神殿境内を清めた夜、ベタニヤに宿泊 マタイ26 ベタニヤの癩病人シモンの家で接待を受ける …

無名人の名

古来、聖書中に登場しながら目立たない人物についての付加情報が伝えられている。 信憑性は高くないが、関心が払われてきた痕跡ではある。 ----------------- アポクリファの『ヨベル書』によれば、この女性は実際にはカインの妹で、名前はアワンだった。129…

2300の夕と朝 ダニエル8:13-14

[וָאֶשְׁמְעָ֥ה אֶֽחָד־קָד֖וֹשׁ מְדַבֵּ֑ר וַיֹּאמֶר֩ אֶחָ֨ד קָד֜וֹשׁ לַפַּֽלְמוֹנִ֣י הַֽמְדַבֵּ֗ר עַד־מָתַ֞י הֶחָז֤וֹן הַתָּמִיד֙ וְהַפֶּ֣שַׁע שֹׁמֵ֔ם תֵּ֛ת וְקֹ֥דֶשׁ וְצָבָ֖א מִרְמָֽס׃ וַיֹּ֣אמֶר אֵלַ֔י עַ֚ד עֶ֣רֶב בֹּ֔קֶר אַלְפַּ֖יִם וּשְ…

マタイ24章の臨在の印としての戦争

マタイ24章・マルコ13章の再臨の印としての戦争と噂 『民は民に、王国は王国に敵対して』が世界大戦を指していないとする根拠の一つ『民』も『王国』も単数で語られている。 また、それは世界の終末戦争も意味しないであろう件 四使徒らの問いに答えて マタ…