Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

レハベアムの人柄

レハベアムは、ダヴィドとバテシバの件、ソロモン即位時の混乱と粛清をどう感じていたか? おそらく感じたことは、王権がもたらす自分の存在の不確かさではないか。彼が偉大な父王との比較に悩んだというのは皮相的な観方のように思える。ソロモンは晩年賢王…

アケダ

アケダ=縛る 転じて「イサク献供」の場面 アブラハムはユダヤ人にとってのヘセド・同情・愛の象徴で仲介者 イヴリ=エヴェル(一方)「アブラハムが一方にあり、他方に世がある」 ミドラシュでは、「わたしはひとり、お前もひとり、それを知り言明する唯一…

"Aqedat" Interpretation a Bible Commentary〜

アケダーの解釈につきウォルター・ブルッグマン Walter Brueggemann イーデン神学校、旧約聖書学教授 穏健な学風で知られる 「創世記」において、煩瑣な解説を避け文学的観点から構造と流れとに注目して注解を施している。創世記は「神の招き」の表題の下に…