Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ユーフラテスの水が涸れる

黙示16:12-16 / 黙示9:13-(蛙はゾロアスターでは邪神;Lohmeyer) (Moffat;16:15⇒3:3a-b or before3:18) (15[βλεπωσιν]不定の人々<受動態を好まないアラム語の影響か>) Jer51:11・13 矢を研ぎ澄まし、盾を用意せよ。主はメディアの王たちの霊を奮い起こさ…

太陽・天の光

[天の光] ≒ [太陽] 黙示8:12 黙示16:8[天の光]Isa59:9 それゆえ、公平は遠くわれわれを離れ、正義はわれわれに追いつかない。われわれは光を望んでも、暗きを見、輝きを望んでも、やみを行く。(ユダの歩みについて) Jer4:27-28 それは主がこう言われたから…

川と水源

黙示8:10 黙示16:4 Isa48:18 わたしの戒めに耳を傾けるなら/あなたの平和は大河のように/恵みは海の波のようになる。 Isa58:11 主は常にあなたを導き/焼けつく地であなたの渇きをいやし/骨に力を与えてくださる。あなたは潤された園、水の涸れない#泉…

アウグスティヌスの神の国(支配)

■神の国への見方 現実のキリスト教会とローマ帝国の二つの社会の中に『神の国』は現れて始めている。(天国は思想に無い) 例え国家というものが正義を欠いたものであってさえ、神の摂理によって社会の平和と秩序の維持が託されている。 教会も毒麦の混じっ…

アウグスティヌスの自由意志と原罪の把握

「自由意志」Ⅲで論じられたが 罪悪は「自由な意志決定によって犯した原罪から生じている」 アダムからの遺伝が強調されるのは「自然と恩恵」の中であり、ローマ5:12が根拠とされた。 「神の国」では、「神は人間を従順の義務を完全に果たすならば、死は介入…

アウグスティヌスの倫理観

人物 354.11/13-430.8/23 ヒッポ・タガステ生 ヒッポで没 回心と息子と共の受洗は387年、その前年「とって読め」の童謡からRm13:13-14を読む 父は371年の死の直前に受洗 同年ベルベル人の母モニカがオスティアで逝去したのを機会にアフリカに移動しつつ修道…