2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
一般的千年期説 キリストの千年支配は聖書中黙示録に記述が限定していることもあり、キリスト教界に明瞭な共通認識は築かれて来なかった。 キリストは世界の終わる前に地上に現れ、反キリストを打ち負かし、義人を復活させ、義の報酬として地上に王国を設立…
ダニエル書11章 内容を歴史と照合し解釈を追う <フランシスコ会の解釈><ハンマーの解釈><ダニエル書の構成> <マカベア第一書とダニエル書の関連> 11:1 私はメディア人ダレイオスの元年に、彼を強くし、彼を力づけるために立ち上がった。 11:2 今、私…
第一章;エホヤキム王の第三年(605)に、第一次捕囚があり、その中にダニエルと三人の若い友人らも居た 第二章;ネブカドネッツァルの第二年(603)の巨像の夢、解明の勅辞からアラム語となる 第三章;ネブカドネッツァルの治世中で年代は不明、ダニエルの三人…
今日ではLXXに含まれるが、原典がヘブライ語であったことは文体からも明らかであることをヒエロニュモスがこの第一がヘブライ語で第二がギリシア語であることが分かると初版本の序文で述べている。(但し、ヒエロニュモスが接したものはアラム語訳であったか…
Dan7とDan8の小角は異なる 前者は世界覇権の流れを追う黙示であり分かり易すく、多くの説明が巷に溢れている。 しかし小角を同一のものとして追うとDan8と不整合が起る。前者ではローマの後継を追えばよいのだが、後者ではマケドニアの後継となっている。 そ…
・サムエル第一3:1『そのころ、YHWHの言葉が臨むことは少なく、幻が示されることも稀であった(まったく無かった)。』 ・年代記には64年に一人のローマ市民が何らかの不法行為をしたとして、アシアのプロコンスルによって鎖に繫がれネロの法廷に引き渡され…