Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

全体が明晰に解説されながら、特に曖昧にされている部分

これは根幹を成す問題となりそうなので特に記しておきたい。ことわっておきたいが、わたしは該当する宗教組織に敵意を抱いてこれを書くものではない。わたし自身も間違いを免れないが、自分の見えるところを記したい。 さて、それはマタイ10:17-20の句 イエ…

同名異質

同じ行動を起こしていても、人の動機はまちまちであることは多い。自分が幾らかの近親感をもって眺めていたものが、随分違うということがはっきり見えてきた。彼らの動機は「自分」であったのだ。 もちろん、わたしが自分をどうでもよいと思っているわけでは…

グノーシスに関するメモ

エイレナイオスによる異端反駁によって後世に知らされるばかりであったキリスト教上のグノーシスは、シモンを創唱者としており、それはヒュッポリトスらにも記述がある。 しかし、近年にしられるところでのグノーシスは、広範なヘレニズム的宗教思想を指して…