Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

シオン

「忠実で思慮深い奴隷」の背景

『忠実にして聡き奴隷』についての記述は、マタイ24:45-とルカ12:41-の二か所に有る。 Mt24:47 [amhn legw umin oti epi pasin toiV uparcousin autou katasthsei auton] Lk12:42 [καὶ εἶπεν ὁ κύριος τίς ἄρα ἐστὶν ὁ πιστὸς οἰκονόμος ὁ φρόνιμος, ὃν κα…

キュロス大王の意義 (年表付)

預言書におけるキュロス大王の意義 LF・ユーフラテスの水を干す ・一夜でバビロンを陥落させる(滅ぼしはしない) ・囚われのイスラエル(シオンの子ら)を解放する ・エルサレムでの崇拝を再興する(神殿に先立つ) ・後に(ダレイオスの治世)神殿を再建へ…

母と娘Zec

Zec 2:2 私がその人に、「あなたはどこへ行かれるのですか」と尋ねると、彼は答えた。「エルサレムを測りに行く。その幅と長さがどれほどあるかを見るために。」 2:3 私と話していた御使いが出て行くと、すぐ、もうひとりの御使いが、彼に会うために出て行っ…

ציון「ツィオン」の謎

Ps:22:27地の果ての者はみな思い出して、YHWHのみ許に戻り、もろもろの国の民は皆、み前に伏し拝むでしょう。 Ps46:10「断念して静まり、わたしこそ神であることを知れ。わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる」 Ps96「新しい歌…

女シオンからの仮説

.女シオンに対して聖徒が世界から集められる。 それを運ぶのは各地の人々、王たち シオンでSHMが知らされる。 聖霊によって聖徒から知らされる シオンから神は号令する。 子らは名を置く処、生ける神殿、契約の証し(聖霊)の所在地として 「二本のオリーヴ…

女「シオン」 深まる謎

聖徒が現われるとき、何も無いところから出てくるだろうか?それなりの認識なくして聖徒たり得ない。それはミナの清算からしても明らかだろう。では、認識を持つべき機会が提供されねばならない。それも聖霊の降下で与えられると見る事はまず不可能だろう。…

街道と旗印

街道とはシオンに至る道であり、これは「土を盛り上げ」造られるものである。旗印は、その街道の進むべき方向を示すもの、またその気概を表すものであるようだ。この両者を用いるのは、シオンという女の息子や娘、つまり聖徒である。これらの表象は一度、バ…

女「シオン」の実体を探る努力

前の頁にイザヤ書中の記載箇所を挙げた女「シオン」乃至「エルサレム」について、ここでは現時点で思いつくことを、ラフなメモとして書き出しておきたい。 ◆「黙示録の女」------------------------------------------- この女は天に現われ、天体の光を一身…

イザヤ書に現われるシオンという女

元来、地名が女性名詞であるため、城市を載せる山、またエルサレムを指して「シオン」と呼ばれており、イザヤ書には47回「シオン」の語が存在する。 しかし、『シオンの子ら』また『シオンの娘』の母としての女シオンへの言及は40章以降に現れて来る。 その…

天のエルサレム、上なるエルサレム、新しいエルサレム

『そこで彼らは、「獣であっても、山に触れたら、石で打ち殺されるように」という命令の言葉に、耐えることができなかったのである。 その光景が恐ろしかったのでモーセさえも「わたしは恐ろしさのあまりおののく」と言ったほどである。 しかし、あなたがた…

ギュネー

このギュネーは天界のものの様ながら、地的な言葉に結び付けられている。 ヘリオス・セレ〜ネー・アステール共に地への影響を描写するのに用いられるものである。出産に痛みがあり、より決定的なのは、ゲーに達したものから攻撃を受けるしかし、それが生み出…