Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

常の途上にあるものの

常の途上にあるものの
解に向けてなお努めるばかり
以下、直近Timetableの訂正

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◆聖徒の母体となる信仰者の集団が現れ始めます。

聖霊が一部の信徒に注がれ聖徒が現れる。「小麦の種が蒔かれる」(マタイ13:21-)(この現れは徐々に追加されてゆくのではなく、畑の作物のように一時の内に全体が生み出されるようです[イザヤ66:8])

◆サタンは天での地位を失い、ミカエルと使いたちに敗北して、地上に放逐されます。(キリストが王権は拝受したわけではありません。聖なる民の全体が天に仮登録されたことを指すのでしょう)


聖霊を注がれた聖徒たちが世界各地から現れ、彼らは象徴的にシオンに集められ、キリスト教において神の名が知らされ、その崇拝が回復されます。(新十四日派の働きはこの頃に終わります)[イザヤ2:2-3/66:20]
ほとんどの旧来の宗教、特に『三分の一』であるキリスト教世界に、まず暗黒が襲い、やがて全体像である『大いなるバビロン』も多くの信徒を失い始め、それは東からの『王たちに道を整える』ことになります。[黙示録8:7-12/16:12]


◆地に落とされたサタンは、聖徒の母体となった集団『女シオン』を攻撃しようとして失敗。(これは野獣を造り出す以前で北の王の攻撃であるようです)そうであれば、ミカエルがイエスではない可能性はますます濃厚です[ヘブライ1:5][詩篇110:1-2]ミカエルが立つのはキリストに先立つからです。

◆サタンは、超古代から七つの頭を持つ野獣を呼び出して、これに権威を授けます。[黙示録13:4-5]
(この点は研究中です。聖徒の42か月とこの野獣の42か月には若干のズレがあるかも知れませんが、もし無ければ・・そういうことになるのでしょう)
七つの頭を持つ野獣を呼び出したサタンの目的は聖徒を攻撃して亡き者とすることです。[ダニエル8:23-24]
七頭の野獣の権力は自力のものではないようで、そのために強力であるのでしょう。国連ではこうはゆきません)

◆そこで「三時半」=「42か月」=「1260日」が始まり、聖徒の苦難と試みが始まります。(ダニエル7:25/黙示録11:2-3)
聖徒は為政者の前に引き出され、聖霊によって反駁不能の神からの言葉を語り、それは世界を揺るがします。(マタイ10:18/ハガイ2:6-7)黙示録からすると、聖徒の存在期間が42か月というわけではなく、それよりも長い可能性があります。

聖霊の言葉や彼らの行った奇跡(黙示録11:3-6)に信仰をもつ大群衆が現れ始めます。

◆『北の王』が世俗勢力を強め『南の王』と勢力争いを起こして優勢に立ちます。[ダニエル11:40-43]

◆『北の王』は聖徒を誘惑、或いは脅しによって脱落者を得始めます。(毒麦が蒔き足される)[ダニエル11:32]
サタンの試みにあった聖徒の間に分離が生じ始め『背教』が始まり『不法の人』が登場します。[ダニエル11:32/テサロニケ第二2:3]
(これが「独麦」や「引き網」また、ミナやタラントの例えの意味するところです)

◆聖徒の三時半が終わり、『常供の犠牲も絶え』七つの頭を持つ野獣は『十本の角』を意味する世界の公権力を用いて聖徒に打撃を与えます。
その攻撃に際しては裏切りがあります。[ダニエル8:12][マタイ10:21-22]
こうして聖徒は滅ぼされ『殺され』ますが、それは試練の期間の終わりを意味します。世界は聖徒の死を喜びます。[黙示録11:7]

◆『レヴィの子らの精錬』を終えたキリストは、忠節であった聖徒の召集をかけます。(小麦の収穫)
死んでいた聖徒は『第一の復活』に与り天に霊者として復活し、地上に生き残っている聖徒は天に挙げられます。
これは聖徒の滅びから短い『三日半』後に起きる復活となります。このことに世界は気付くようです。[テサロニケ第一4:15-16/黙示録20:5-6/フィリピ3:11](これが「携挙」と誤解されています)

◆忠節であった聖徒はキリストの許に召されますが、不忠節であった聖徒らは地上に残され、その多くは『不法の人』に誘惑されています。[マタイ24:23-28]

◆七つの頭を持つ野獣は『十本の角』を意味する世界の公権力を用いて『大いなるバビロン』を攻撃しこれをまったく滅ぼします。
一方で『シオン』の人々は『聖徒への復讐が行われた』ことを喜びます。[黙示録17:15-18/19:1-6]

◆天では『子羊の結婚』が行われ、聖徒が揃ってキリストと共に『神の王国』を構成することになり『神は王となる』しかし、キリストの戴冠はもう少し先でしょう。

◆『不法の人』は『神の神殿に座し、自分を神として示します』
不忠節な聖徒は共に最後の究極的偶像礼拝を造り上げますが、サタンが不思議を起こさせます。[テサロニケ第二2:4/2:9-10]

◆七つの頭を持つ野獣は『掻き乱され』世界の公権力を用いて『シオン』を脅しますが、ミカエルが立ち上がり『人手によらず砕かれます』[ダニエル8:25/11:45](野獣の42か月の終了)

◆おそらく米国は瓦解した『七つの頭を持つ野獣』の強権的精神を存続させようと、その偶像を造り、これに『息を与え』『話すことができる』ようにし、崇拝を強要します。
[黙示録13:11-18]

◆『龍と、野獣(第二の)と、偽預言者(不法の人を含む元聖徒)』は世界に向けて、聖徒に信仰を示した人々の集団である『シオン』攻撃を唆します。[黙示録16:13-16]

◆そこで神は『シオン』を防衛するべくご自分の王をシオンに立て、号令を下して征服を命じられます。[詩編110:1-2]これがキリストの王権拝受の時となるでしょう。

◆あらゆる軍隊や武装勢力が『シオン』に向かって行きますが、必勝の気の弛みもあってか、元々不仲な国々であり同士討ちを始め、ほとんどの軍力や権力を失います。(ブドウの収穫)[ヨエル3:9/3:13/黙示録14:18-20/ゼカリヤ14:12-15/エゼキエル38:21](そこで、これは「シオン」が地上の一か所でないことを示すのでしょう)
鳥たちは『神の晩餐』に与り夥しい軍人の死体を処理します。
一方で高官や軍人、様々な人々が『子羊の怒りを怖れて洞窟に逃げ込みます』

◆山や丘という様々な権力が溶解して去ってしまい、残された人々はその後に起こることを予想して気を失うほどになります。こうして『キリストが雲と共に』来ていることを認めざるを得なくなり、それを『見る』ことになります。[ルカ21:25-28]

◆「この世」は機能を失い、貿易も流通も機能せず、通貨や財は意味をなさず、地震は頻発し、広範な食料危機が臨みますが、おそらくシオンは守られるでしょう。[黙示録6:6:5-8][イザヤ26:20]

◆疫病が流行し始め、生き残った人々を襲い、それは徹底的な滅びをもたらし、多くの死体は獣らが処理するので、その腹が死んだ人々の墓となります。
神の名に信仰を持った人々は安全に守られ、神の名は並ぶものなく高く上げられます。[エゼキエル38:18-23/使徒2:21]

◆『シオン』に守られた人々は地表に出て行って、なお死体を眺めますが、忌むべきものとして処置し、それを『ハモナ』と呼ばれる大穴(『谷』)に投げ捨てます。
救われた人々は、無数の分捕りものを得、多量の武器弾薬を用いて『七年』もの間、煮炊きの火(発電?)として用います。[イザヤ66:][エゼキエル39:8-10/11-16]

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なお、不明な事多くあり
各々聖句から相反する順序あり
































不法の人がエピファネイアで除かれるのであれば
それは野獣のものではなく、その像であるところ

1.北の王⇒ シオン恫喝
2.野獣 ⇒ 聖徒攻撃 ⇒ バビロン攻撃
3.野獣 ⇒ シオン恫喝
4.像崇拝者⇒ シオン攻撃 ⇒ハルマゲドン
以前は1と3の区別ができていなかった原因は北の王と野獣の区別がダニエル書で難しいところにあり
1での救いが『地』であることからすると、これはシオン恫喝ではないのかも知れない。こうして見ると、野獣がどこでどうなるかがまだ見えない。dan7:12 それでも「慄かないように」は、恫喝と整合するように見える。「抑制しているものが除かれて」は、その後のシオンの窮状が窺え、「七人の君侯」の理由も見えて来る。



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