Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

ヨハネ14:17の翻訳

                                              • -

κἀγὼ ἐρωτήσω τὸν πατέρα καὶ ἄλλον παράκλητον δώσει ὑμῖν, ἵνα μεθ’ ὑμῶν εἰς τὸν αἰῶνα ᾖ,

直訳:「わたしはまた父に願い出よう[ἐρωτήσω](直未来能1単)、あなたがたに別の助け手が与えられるようにと。[それが]あなたがたにとっていつまでも[αἰῶνα(永遠に)]在る [ᾖ]ために。」

                                              • -

τὸ πνεῦμα τῆς ἀληθείας, ὃ ὁ κόσμος οὐ δύναται λαβεῖν, ὅτι οὐ θεωρεῖ αὐτὸ; οὐδὲ γινώσκει· ὑμεῖς γινώσκετε αὐτό, ὅτι παρ’ ὑμῖν μένει καὶ ἐν ὑμῖν ἔσται. 
直訳:「その霊は真実[ἀληθείας]に属する,この世は受け取ること[λαβεῖν]ができない。 なぜなら、見ることも知ることもないそれ[αὐτὸ]を. あなたがたはそれ[αὐτό]を知る[γινώσκετε](直現能2複). なぜなら[それは]あなたがたに留まる[μένει](直現能3単)そしてあなたがたの内にあるようになる+[ἔσται](直未来能欠3単)ので」

[λαβεῖν] = 不定)アオ能 取る※
[ἔσται] = 動)直未来能欠3単
+"will be in you"(NKJV) 「いることとなるからである」(岩波委員) ⇒なぜ多くの訳者はこう訳したがらないか?
しかし、この問題は然程でもない。文脈から彼らが約束のものをまだ受けていないことが分かるので。(しかし、文脈を調べさせずにここだけを押し付けるなら・・)

・「それ」[αὐτὸ]を「彼」と訳すべきか否かは少なくとも[αὐτὸ]が何かを知るものには分かるだろうし、分からない者には一向に分からないだろう。しかし「奥義」の概要が分かると、いずれであるかの蓋然性を把握することはできる。

所見:やはり一貫した理解の如何がどうしてもこのような細部に影響してしまう。文章上は細部でも理解の方式に与える影響は非常に大きい。殊に日本語では「その方」と敬意を含んで更に原語のニュアンスから離れる危険もあるが、その背後には明らかに三一論解釈あってのことである。原語本文を閲覧しない読者を三一論に凝り固まらせる効果は小さくないであろうし、実際にそのようである。
(しかし、文脈からして「それ」である「真理の霊」は『父に依頼』するものであって「父」そのものであるわけもないし、イエスが天の父の許に戻ると言っているのであるから「それ」はイエス自身でもない。このような事を論じている間に、余程より重要な「聖霊」の働きと意義に目を向けるべき時間さえ失ってしまう。畢竟、三一論とはそのようなものである。出来る限り相手にせず、先に進んだ方が善い)

『異言は止み』『預言は廃され』など、聖霊の賜物が無くなるとパウロの言葉を悦んで採り上げる人々は、あたかもそうなって欲しそうではないか? その動機は、神に嘉されているはずの自分たちに無いからでは? しかし、パウロはそれらが何時廃されるかを述べた訳でなく、その文脈は聖霊を詳述した箇所でもない。聖徒らが天に昇ってまで聖霊の賜物が必要かどうかは『異言は(不信者への)徴のため』というような言葉から推し量ることができる。1Cor14:22
今日「聖霊の賜物」が無いのは『廃された』からではなく、「新しい契約」に含まれる者が絶えて居ないというだけのことであり、神は今日でも『石からでさえアブラハムの裔を起こす』ことができる。そして将来それを人は見ることになるに違いない。





※lambano {lam-ban'-o} a prolonged form of a primary verb, which is use only as an alternate in certain tenses; TDNT - 4:5,495; v AV - receive 133, take 106, have 3, catch 3, not tr 1, misc 17; 263 1) to take 1a) to take with the hand, lay hold of, any person or thing in order to use it 1a1) to take up a thing to be carried 1a2) to take upon one's self 1b) to take in order to carry away 1b1) without the notion of violence, i,e to remove, take away 1c) to take what is one's own, to take to one's self, to make one's own 1c1) to claim, procure, for one's self 1c1a) to associate with one's self as companion, attendant 1c2) of that which when taken is not let go, to seize, to lay hold of, apprehend 1c3) to take by craft (our catch, used of hunters, fisherman, etc.), to circumvent one by fraud 1c4) to take to one's self, lay hold upon, take possession of, i.e. to appropriate to one's self 1c5) catch at, reach after, strive to obtain 1c6) to take a thing due, to collect, gather (tribute) 1d) to take 1d1) to admit, receive 1d2) to receive what is offered 1d3) not to refuse or reject 1d4) to receive a person, give him access to one's self, 1d41) to regard any one's power, rank, external circumstances, and on that account to do some injustice or neglect something 1e) to take, to choose, select 1f) to take beginning, to prove anything, to make a trial of, to experience 2) to receive (what is given), to gain, get, obtain, to get back For Synonyms see entry 5877





[παράκλητος]
慰める人4、主唱者1;5 1)呼び出されて、その人の側に呼ばれて、その人の援助1aに特に呼ばれます)裁判官(弁護人)の前にもう一つの原因を訴える人 防御、法律関係のアシスタント、主唱者1bのための助言)1でもう一つの原因を訴える人、仲裁者 1b1)、弁論して、神の右手の彼の高揚のキリストの 神で我々の罪1cの許しのために父)最も広い感覚、ヘルパー、救助人、援助、アシスタントで 1c1)キリストに代わる運命にある聖霊の使者(父への彼の昇天の後)と、ために 絶対真理についてのより深い知識への彼らを導く、そして、彼らに強さが彼らは経験することができる必要があった神学を与え 神の王国に代わっての裁判と迫害



モーセへのバプテスマ
雲の下、海の中
H信仰によって彼らは乾いた陸地を行くかのように
EYHWHとその僕モーセに信仰を置くようになった14:29



[יְהוֹחָנָן]イェホはナン=ヨカナーン



.