Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

その都市

アブラハムは堅固な(εχουσαν)土台の城市を待ち望んだ
その城市の建設者は神である(ニムロデではなく)Heb11:10


正六面体
12000スタディオン=2220km


碧玉で造られた城壁 144ペーキュス=65m
12の土台石と子羊の12使徒の名


土台があり宝石が飾られる(トリム・アレンジ)
碧玉 サファイア 瑪瑙 
エメラルド 赤縞瑪瑙 赤瑪瑙
橄欖石 緑柱石 黄玉 
翡翠・緑玉髄 青玉 紫水晶



12門は真珠(閉ざされない)12部族の名
都市の全体と通りは透明な金
(閉ざされない日;これはモエッドの幾つかとコダシームのミドットを見よ)Isa60:11
(メギラーをまだ見ていない)

神殿は無く、神と、そして子羊が神殿(ναος)である
その玉座から流れ出る命の水の川は大通りの中央を流れ、両岸に命の樹が生え、年間12回実を結び、その葉は民を癒す。

太陽、月の必要が無く、灯火も必要がなく夜はもう無い。

地の王、諸国民は、それぞれ栄光と誉れを携え入る。
命の書に名を記された者だけが都市に入る。



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・大祭司の胸当の宝玉
ルビー トパーズ(貴橄欖石) エメラルド
トルコ玉(柘榴石・孔雀石) サファイア 碧玉(赤縞瑪瑙・アジャスパー)
黄水晶(オパール) 瑪瑙 紫水晶
緑柱石(ベリル・黄碧玉) 縞瑪瑙 碧玉


ヘブライ語での宝石名は特定できないものが多い
翻訳の解釈は様々で、同じ石でも色彩でさえ特定できない
胸当の第二列三番目ヤーハローム(יָהֲלֹם)はダイヤであるかも知れない
第三列一番のレシェム(לֶשֶׁם)は何も分かっていない
どの宝玉にどの部族が対応するのかも正確には分からないらしい


宝玉名は翻訳で断定しなければならない難所でもある
エジプトで入手できるものであったはず
荒野で加工できたのか?特にダイヤは



ヨセフスによれば
エフォドはサルドニュクス(縞瑪瑙)を金で縁取られた二個のブローチで留められている。
ルビー・トパーズ・エメラルド
カーバンクル・ジャスパー・サファイア
瑪瑙・アメジスト・ヒアシンス(アメジストとヒアシンスは同じものでは?)
オニキス・緑柱石・橄欖石
各宝石の上に部族名があった(戦記V:4)ほかに古代史Ⅲ162p

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ヨエルのエホシャファトの谷などの預言を再考すると
エレミヤの言うような諸国民と戦わす論争というものは
シオン攻撃の件ではなく、ユダの捕囚への没落の際の悪業についての報復であることが分かる!そういうことだ
バビロンの罪だけでなく「エドムの咎」という重要な主題が関わっており、神殿破壊と捕囚ばかりではない副主題のようなものがある。
しかも、旧約も新約もこの点は非常に重要視している。
そうなると、対型的バビロン捕囚には、囚われている前段階と、召しを招く聖徒攻撃のふたつの面が込められていることになる!

遣わされたマーシアハを退けたユダヤ体制はひと世代で滅びを被った。では、遣わされる聖徒らを退けるこの世はどうなるか?メシアのユダヤの滅びの予告に二重性があるのは、このためだろう。双方共に聖霊を退ける。この世については宣教から滅びまで非常に僅かな時間きり無い。もはや信仰による聖徒の現れを待つ必要も、ユダヤ人からのアブラハムの裔となる転向の可能性もゼロであるからだろう。既に閉じてしまった戸口に時を延ばす理由はまったくないのだろう。






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