エレミヤ書に含まれる「回復の預言」を折々に書き出してゆく。ベニヤミンに属するアナトテの祭司エレミヤは、ヨシア王の第十三年から神YHWHの託宣を預かる身となった。彼は当時若かったので預言を授かることに躊躇を感じたが、YHWHは彼を強め後ろ盾…
エゼキエルは第一次捕囚の中にあって神の霊を受け、民族の直面する災いの意味を流刑囚に知らせる役割を負った。糾弾と災いに続く災いを描き出すその預言は全体として重苦しく陰鬱な調子が続くが、苦悩の波頭を越えてゆくと、遂に輝かしい神の崇拝の幻視に至…
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