Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2018-01-01から1年間の記事一覧

Christian David Ginsburg

クリスティアン・ダーフィト・ギンスブルク(1831.12.25-1914.3.7) 彼はワルシャワでユダヤ人の家族に生まれたが、15才でキリスト教に改宗しました。(なぜ名前がクリスティアンなのか?)ワルシャワのラビの教学院での彼の教育の完成の直後にイングランドに来て、…

見えざる手が解決しない問題

LF ◆市場メカニズムが働かない分野 ・外部効果への対応(影の費用の無払い) ・公共財への脆弱投資 原因は 必要経費を払ってなお利益を出そうとする企業にそのゆとりがない 外部効果は製造段階だけでなく使用段階でも発生する そこで石油系燃焼機関自動車の…

オリエント考古学史

ナポレオンによるエジプト遠征とギザでのオスマンへの勝利 1789 カイロのエジプト学会の設立 「エジプト誌」の編纂とロゼッタストーンの発見 シャンポリオンによるロゼッタストーンの解読 1822 コレージュどフランスにエジプト学講座が設けられる1831 東イン…

ルターの意志論

「意志は二人の騎手が相争う駒にも 相似たものであって、結局罪悪と聖寵とが導いて行こうとする方向以外には行くことができない。意志の自発性は根底的に不能なものでしかない。「なんらの力を持 たぬということは無効なる力である。」このように意志がそれ…

雑録

・キリストが「新生」を言ったのは、第一の復活に与る亡くなった聖徒と、地上から挙げられる生ける聖徒の霊への転換を指している。彼らには、その段階で共同相続者としてキリストの義が分けられ第二の死が亡くなる。生ける聖徒も肉体の命を去ることに於いて…

京都大 小杉泰教授の講座からノート

宗教間対話は比較的上手くいっている しかし、国家が争うなら意味がないユダヤ教徒は聖域を踏んでしまわないために入らない メシアが来て神殿を再建することを待つべきだと考えている。パレスチナは七世紀のビザンツ帝国からアラブ人の勝利によって割譲され…

エティエンヌ・ジルソン

エティエンヌ・ジルソン 1906 ソルボンヌでリュシアン・レヴィー=ブリュールに学ぶ 学位論文は”デカルトとスコラ哲学”(デカルトにトマスの甚深な影響を喝破) 以後「カルテジアニスムの形成に於ける中世思想」の役割をテーマに研究。 「フマニスム」がルネ…