Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

2Th

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主の日が来たという霊感の言葉、使徒らから出たかのような手紙
それらに動揺を感じていた。


それに対してパウロはその日が来る前に背教が起こり、不法の人が自らを神として神の神殿の座すという事態が先に起こることを知らせて動揺を鎮めようとしている。(これはパウロが平素警告していたことである)


この不法の秘儀(背教を指す)は既に作用を始めているが、抑制するものによって抑えられている。(この抑制もその者の出現を見通したことである)


抑制するものが除かれると、その者が現れる(がイエスは顕現によって滅ぼす)

その者が存在するのはサタンの働きにより、あらゆる強力な業や偽の力と徴を、また、あらゆる不義の惑わしを滅ぶべき者に対して行う。


第一の手紙でも主の日と聖徒の召しについて書いているが、テサロニケでは、それに逸った人々が出た。

生きながらえて主の臨御まで残る我々が死んで眠って居る者らに先んじることはない。主が天から降るときに、まず死んだ人々が生き返り、それから生きる我らが雲のうちに引き上げられる。

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「まず反抗(背教)が生じ、不法の人、滅びの子が現れなければ、それは来ない」

自らを神として神の神殿の座す→その王は自らを高かめ、あらゆる神の上に大いなるものとする。父祖の神を顧みず、ただ軍神だけを財産をもって崇める→その心は聖なる契約に逆らう→常供の犠牲を断ち、荒憎者を据える。

→誓約に不実な者を背教に引き入れる→民は優勢となるが、多くの者がつまづき、知恵あるものも躓く


■ここからだけなら、不法の人は王であり部外者のようにみえる。
しかし背教という言葉の充分な意味からすると、離れていったものになる。


◆時間経過

Th

抑制物が無くなり、背教と不法の人が現れる
不法の人は自らを神とする

眠る聖徒が復活する
地上の聖徒が雲の内に召される

キリストの顕現と不法の人の滅び
Dan
王が自らを高め、あらゆる神の上に座す
契約に不実な者を背教に引き入れる

聖所を汚し、常供の犠牲を絶えさせ、荒憎者を据える

民は優勢になり、知恵ある者は理解を分かつ

囚われと強奪、躓き

シオン攻囲と滅び

ミカエル立つ、苦難のとき
塵に眠る者らが起こされる

Rev

聖所と崇拝する者が測られる

聖徒は預言する間、地を何度も打つ

奈落から登る野獣が聖徒を滅ぼす
人々は喜ぶ

三日半後、神の霊が入り立ち上がる
雲のうちに昇ってゆき、敵は見る
地震が起こり都市の十分の一が倒れ七千人が死ぬ





★以上の総合

抑制物が無くなり、背教と不法の人が現れる
不法の人は自らを神とする
王が自らを高め、あらゆる神の上に座す
契約に不実な者を背教に引き入れる

聖所を汚し、常供の犠牲を絶えさせ、荒憎者を据える

民は優勢になり、知恵ある者は理解を分かつ

囚われと強奪、躓き

奈落から登る野獣が聖徒を滅ぼす
人々は喜ぶ


シオン攻囲と王の滅び
ミカエル立つ、苦難のとき
塵に眠る者らが起こされる眠る聖徒が復活する
三日半後、神の霊が入り立ち上がる
地震が起こり都市の十分の一が倒れ七千人が死ぬ
雲のうちに昇ってゆき、敵は見る
地上の聖徒が雲の内に召される


キリストの顕現と不法の人の滅び


■シオン攻囲が聖徒招集の前になるところがしっくりこない
(ではこの攻囲が聖徒の滅びとミカエル決起と招集を行わせるのか)
抑制物の消失が思うよりかなり早い時期になる。それは民の優勢とズレる

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◆不法

不法を働く者どもよmt7:23
雑草/不法を行うものを集め出しmt13:41
義と不法、わたしは義を愛し不法を憎んだ
罪は不法

■適用範囲は思ったより狭い、非常に狭い











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