Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

ガラテア3:19と4:9 ストイケイア

[Τί οὖν ὁ νόμος; τῶν παραβάσεων χάριν προσετέθη, ἄχρις οὗ ἔλθῃ τὸ σπέρμα ᾧ ἐπήγγελται, διαταγεὶς δι’ ἀγγέλων ἐν χειρὶ μεσίτου.]
[προσετέθη];add 11, again send + 3892 2, give more 1, increase 1, proceed further 1, lay unto 1, speak to any more 1; 18 1) to put to 2) to add 2a) i.e. to join to, gather with any company, the number of one's followers or companions 2a1) he was gathered to his fathers i.e. died


Glt4:9
[νῦν δὲ γνόντες θεόν, μᾶλλον δὲ γνωσθέντες ὑπὸ θεοῦ, πῶς ἐπιστρέφετε πάλιν ἐπὶ τὰ ἀσθενῆ καὶ πτωχὰ στοιχεῖα οἷς πάλιν ἄνωθεν δουλεύειν θέλετε;]

[ἐπὶ τὰ ἀσθενῆ καὶ πτωχὰ στοιχεῖα]
「〜の上に、その病気の、そして 貧しい ストイケイアに」


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Cls2:20
[20 Εἰ ἀπεθάνετε σὺν Χριστῷ ἀπὸ τῶν στοιχείων τοῦ κόσμου, τί ὡς ζῶντες ἐν κόσμῳ δογματίζεσθε; 21 μὴ ἅψῃ μηδὲ γεύσῃ μηδὲ θίγῃς,]
[τῶν στοιχείων τοῦ κόσμου]
element 4, rudiment 2, principle 1; 7 1) any first thing, from which the others belonging to some series or composite whole take their rise, an element, first principal 1a) the letters of the alphabet as the elements of speech, not however the written characters, but the spoken sounds 1b) the elements from which all things have come, the material causes of the universe 1c) the heavenly bodies, either as parts of the heavens or (as others think) because in them the elements of man, life and destiny were supposed to reside 1d) the elements, rudiments, primary and fundamental principles of any art, science, or discipline 1d1) i.e. of mathematics, Euclid's geometry
原形[στοιχειον]「ストイケオン」の訳語はかなり難しいが、相当な意義を持っている。
"A.connected with the elements, ὄλεθρος, of destruction by water, Eust.35.24. Adv. “-κῶς” Id.83.39."R&S

「世のもろもろの霊力」口語
「この世の幼稚な教え」新改訳
「世を支配する諸霊」新共同訳
「世界の諸元素」岩波委員 (Οριγενες⇒`αρχη=principle ?)
"the basic principles of the world" NKJV
日本語訳で「霊」が出て来た理由は何か?

στοιχεια του κοσμυ;Gal4:3.9 Cls2:8 Heb5:12 2Pet3:10.12
「この世のもろもろの霊力」口語
「この世の幼稚な教え」新改訳
「世を支配する諸霊」新共同訳
「宇宙の諸力」岩波委員
(この宇宙には諸々の霊、支配力が働いていると考えられており、その最たるものが星々であった⇒Ph2:15「あなたがたは、いのちの言葉を堅く持って、彼らの間で星のようにこの世に輝いている。"among whom you shine as lights in the world,"」) 2Pet3:10では「天体」
「主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。」口語
「主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。」新共同訳
「・・その日、諸天は大きな音を立てて去りゆき、天体は火に包まれて崩壊し、地とそこでの業が白日の下にさらされるであろう。」(岩波委員)<ここも難所>

Heb5:12「神の言の初歩を、人から手ほどきしてもらわねばならない始末である。」口語
"the first principles of the oracles of God"

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シオンを憎む者はみな、恥を得て、退くように。
彼らを、育たないさきに枯れる/屋根の草のようにしてください。(詩129:5)

サラが産んだ子がイツハク一人であり、これが相続人となったこと、一方でアブラハムには他に七人の子があって、そこから多くの民族が現れたこと、またイツハクからは双子が生まれたこと。サラがシオンの対型とすれば、相続者はひとりだけであること。しかし、それは一系の民を表す。個々の者はどうなるか?

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人間理性はわれわれの認識能力 (unser Erkenntnisvermoegen) を超えるものに認識能力を適用することができない、ということを意味する。すべての人間的認識は、超越論的制約の下に置かれている。したがって、伝統的に考えられてきた直接知や知的直観の可能性は、否定される。神やイデア(理念)といった超越は、人間理性にとって認識可能であるとした。そして、このような伝統的な形而上学とは対照的に、カントは、認識の対象を、感覚に与えられうるものにのみ限定する。すなわち、人間理性はただ感性に与えられるものを直観し、これに純粋悟性概念を適用するにとどまるのである。
感性と悟性とは異なる能力である。そして、これらを媒介するものは、構想力 (Einbildungkraft) の産出する図式 (Schema) である。また、感性の多様 (Mannigfaltigkeit der Sinnlichkeit) は統覚 (Apperation) 、すなわち「我思う」(Ich denke: つまりデカルトのコギト)によって統一されている。しかし、理性には、自分の認識を拡大し、物自体ないし存在を把握しようとする形而上学への本性的素質 (Naturanlage zur Metaphisik) がある。このため、認識理性は、ほんらい悟性概念の適用されえない超感性的概念・理性概念をも知ろうと欲し、それらにも範疇を適用しようとする。しかし、カントは、認識の拡大へのこの欲求を理性の僭越として批判し、認識 (erkennen) されえないものはただ思惟する (denken) ことのみが可能であるとする。そのような理性概念として、神、魂の不滅、自由が挙げられる。
Wiki[純粋理性批判]






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