Notae ad Quartodecimani

情報や資料のノートの蓄積

キリストの王権領受の時

王が立つ
Ps110
YHWHは、私の主に仰せられる。「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いて待て。」
YHWHは、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。「あなたの敵の真ん中で征服せよ。」
あなたの右にいます主#は御怒りの日に、王たちを打ち砕かれる。
主#は国々の間をさばき、それらを屍で満たし、広い国を治める首領を打ち砕かれる。(#SHM無)


Heb10:12-13
キリストは、罪のために只一度の犠牲を献げて、永遠に神の右の座に着き、その後は、敵どもが御自分の足台となってしまうまで、待ち続けておられるのです。


Ps2
なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。
地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。
地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まりYHWHと、主#に油をそそがれた者とに逆らう。
「さあ、彼らのかせを打ち砕き、彼らの綱を、解き捨てよう。」
天の御座に着いている方は笑い、主#はその者どもをあざけられる。ここに主#は、怒りをもって彼らに告げ、燃える怒りで彼らを恐れおののかせる。
「しかし、わたしは、わたしの王をわたしの聖なる山シオンに立てた。」
<これは聖徒の活動の反応としての滅ぼし>

Zep3:8-
それゆえ、お前たちはわたしが獲物に向かって立ち上がる日を待てとYHWHは言われる。なぜなら、わたしは諸国の民を集め、もろもろの王国を呼び寄せ彼らの上に、憤りと激しい怒りを注ぐことを定めたからだ。必ず、全地わたしの憤怒の火に焼き尽くされる。
<これは聖徒への復讐であり、聖徒の患難は終わっている>

Act1:6-7
使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。
エスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。


Mat24:36
その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる
(前の節と関連付けると天地の滅ぶとき)



Dan12:1-
その時、あなたの国の人々を守る大いなる君、ミカエルが立ち上がる。国が始まって以来、その時まで、かつてなかったほどの苦難の時が来る。しかし、その時、あなたの民で、あの書にしるされている者はすべて救われる。
地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。
<この患難は間違いなく聖徒のもの>


Mat24:21
その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな患難が起るからである。
<ここでは聖徒の患難は終わっている>

Luk 21:25
そして、日と月と星には、前兆が現れ、地上では、諸国の民が、海と波が荒れどよめくために不安に陥って悩み、
21:26 人々は、その住むすべての所を襲おうとしていることを予想して、恐ろしさのあまり気を失います。天の万象が揺り動かされるからです。
21:27 そのとき、人々は、人の子が力と輝かしい栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。
<聖徒の患難ではない>


Rev 11:15 さて、第七の天使がラッパを吹いた。すると、天にさまざまな大声があって、こう言った。「この世の国は、我らの主とそのメシアのものとなった。主は世々限りなく統治される。」
11:16 神の御前で、座に着いていた二十四人の長老は、ひれ伏して神を礼拝し、
11:17 こう言った。「今おられ、かつておられた方、全能者である神、主よ、感謝いたします。大いなる力を振るって統治されたからです。
11:18 異邦人たちは怒り狂い、あなたも怒りを現された
死者の裁かれる時が来ました。あなたの僕、預言者、聖なる者、御名を畏れる者には、小さな者にも大きな者にも報いをお与えになり、地を滅ぼす者どもを滅ぼされる時が来ました。」
<聖徒の患難が終わっている>

Hab3:13 そしてあなたは,ご自分の民の救いのため,あなたの油そそがれた者を救うために出て行かれました。邪悪な者の家からその頭たる者を打ち砕かれました。土台はその首のところまでむき出しにされました。セラ。
 彼の戦士たちがわたしを散らそうとしてあらしのように動きだした[時],あなたは彼自身の杖で彼らの頭を刺し通されました。そのうれしがるさまは,苦しめられた者を隠れた所でむさぼり食おうとしている者のようでした。
<聖徒の患難>


Heb 1:6 さらにまた、神は、その長子を世界に導き入れるに当って、「神の御使たちはことごとく、彼を拝すべきである」と言われた。
1:7 また、御使たちについては、「神は、御使たちを風とし、ご自分に仕える者たちを炎とされる」と言われているが、
1:8 御子については、「神よ、あなたの御座は、世々限りなく続き、あなたの支配のつえは、公平のつえである。
1:9 あなたは義を愛し、不法を憎まれた。それゆえに、神、あなたの神は、喜びのあぶらを、あなたの友に注ぐよりも多く、あなたに注がれた」と言い、
1:10 さらに、「主よ、あなたは初めに、地の基をおすえになった。もろもろの天も、み手のわざである。
1:11 これらのものは滅びてしまうが、あなたは、いつまでもいますかたである。すべてのものは衣のように古び、
1:12 それらをあなたは、外套のように巻かれる。これらのものは、衣のように変るが、あなたは、いつも変ることがなく、あなたのよわいは、尽きることがない」とも言われている。
1:13 神は、御使たちのだれに対して、「あなたの敵を、あなたの足台とするときまでは、わたしの右に座していなさい」と言われたことがあるか。
1:14 御使たちはすべて仕える霊であって、救を受け継ぐべき人々に奉仕するため、つかわされたものではないか。



2Th1:6 神は正しいことを行われます。あなたがたを苦しめている者には、苦しみをもって報い
1:7 また、苦しみを受けているあなたがたには、わたしたちと共に休息をもって報いてくださるのです。主イエスが力強い天使たちを率いて天から来られるとき、神はこの報いを実現なさいます。
1:8 主イエスは、燃え盛る火の中を来られます。そして神を認めない者や、わたしたちの主イエスの福音に聞き従わない者に、罰をお与えになります。
1:9 彼らは、主の面前から退けられ、その栄光に輝く力から切り離されて、永遠の破滅という刑罰を受けるでしょう。
1:10 かの日、主が来られるとき、主は御自分の聖なる者たちの間であがめられ、また、すべて信じる者たちの間でほめたたえられるのです。それは、あなたがたがわたしたちのもたらした証しを信じたからです。


Mat16:27 人の子は父の栄光を帯びて、御使いたちとともに、やがて来ようとしているのです。その時には、おのおのその行いに応じて報いをします。

1Cor11:26 このパンを食し、葡萄酒を飲む度にあなたらは主の死を宣明するのであり、それはかの方が到来するまで続く。



所見---
2022.年秋に以下訂正を加えた

・キリストが王権を得る
諸国民による(シオン)攻撃という情勢が発生した後であるべきこと。
それには「不法の人」による諸国民への使嗾がなされているであろうこと。
その時点で神ご自身が燃える怒りを表明するべき時にきていること。
神ご自身はシオンに王を擁立することでシオンを守りシオンから諸国民と戦われること。
したがって、キリストが王権を得る時とは、パルーシアの後に、神が狙い澄まされ合図を出されるかのような特別の時であること。即ち『臨在の顕現』
その時に、『聖なる者ら』が生前の忠節について裁かれ、天の王国と地上に残されるに至ること。
ついては、人間はもちろん神以外の誰も、その時を知ることも決める権限も有しないこと。それゆえ『人の子も御使いも知らず、ただ神だけが知る』時となる。
(人には予告不能、但し、諸国民の攻撃は知らされる)



・この王権の樹立に呼応して起こるべきこと
眠る聖徒の覚醒⇒生ける聖徒の携挙
滅びの風・大患難
[赤騎士の地の1/4への疾駆(ハルマゲドンの戦い)=エピファネイアの始まり
地の暗黒、高官の逃亡(中途での逃げ場のない諸国民の苦悩と絶望)
黒騎士の地の1/4への疾駆(勝利の上の勝利)
青騎士の地の1/4への疾駆(勝利の上の勝利)
地の野獣による(屍の)処理
大患難開始後の転向は許されず。Zep2:2


マタイ、マルコの記載順の問題⇒ルカはそれを承知、パピアスの証言あり
大患難とは、必ず聖徒攻撃の後に起こるべきこと
さて、どうなるか (2022.10改)
1.小角(七ツ頭の野獣)による聖徒攻撃
2.聖徒の裁きと天への召集(君侯の任命)
3.北王によるシオン恫喝と北王の瓦解
4.十角による大バビロン攻撃
5.羊獣による獣の偶像化(不法の人の神化)
「七つの怒りの鉢」
6.地に残された脱落聖徒らによるシオン攻撃への使嗾

大いなるバビロンの滅びはハルマゲドンの戦役開始直後に位置するべき

7.メシア王の戴冠とハルマゲドンの戦い
8.世界のカオス化と大患難(飢饉・疫病)
9.シオンの解放
10.シオンへの新エルサレムの象徴的降下


・関連する事柄
パルーシアのキリストは王権を未だ佩帯していないため、引き続き大祭司の職分であること。したがって、パルーシアは「臨御」ではなく「臨在」とされる方が実際に適うこと。但し、エピファネイア後のパルーシアは間違いなく「臨御」であること。また、パルーシアには永続性が考えられること。
聖霊の注ぎによる聖徒任命が初代と同様の権能によるものであることも、将来のパルーシアの初めに王権を必要としないことに同意を加える。
ダニエルの第70週目の後半が終末に存在するべきこと、即ち1260日の間も保たれ契約は固く結ばれる=聖徒の再出現

ダニエル書では、聖徒の民の受難と召天を聖所の破壊と再建に例えており、その観点は黙示録でも繰り返されている。
しかし、キリストが権力を行使するのは地上の聖徒のためではなく、信徒を保護するためである。それ以前に聖徒は迫害の試みによって地を去っている。

・加えて、聖徒の復讐に二段階あるかも知れない。
聖徒の復讐そのものは聖徒が参加しないためと思われ、その復讐についてはエドムが対型となっているらしい。
この微妙な事柄についての記述はネヴィイームに散見されている。
復讐というのは、GBへの報復とはまた違うらしい。
時間からするとGBへの報復はキリストや聖徒の関わるところとはならない。
次いでシオン攻撃での緒戦でマゴグへの復讐が遂げられ、それにも聖徒が関わらない可能性もある。
そこの理由がまだ分からない。

メシアと聖徒が共に戦闘に参加するのは、大患難であり、その直前に何かあるかもしれない。
GBの滅びの後、シオン攻撃の直前
そうなると、ゴグとマゴグはどの時点で処置されるのか <天地が去ってゆく時点>
赤い馬の段階で白い馬はどうなっているか。<これは時間の推移を指している>
同士討ちが制御不能の中で進展するとしたら、可能性は出て来る
「レヴィヤターンの頭を砕く」とはこのことか?


以上の要約⇒ http://blog.livedoor.jp/quartodecimani/archives/51916368.html






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